注文住宅は建ててからがとても大事!

建売でも中古でも、家は建ててからがとても大事です。住んでからも少しずつ手を加え、快適な住まいをつくりましょう。マイホーム計画中の方には、DIYで出来る部分はコストダウンできるかもしれません。

このページでは、年間に使用したDIY費用と内容を一覧にしています。気になる内容があったら、個別ページをチェックしてみてください。リフォームや家電購入の記事も一部ありますが、費用集計からは除外しています。

2023年 552,000円

補助金を活用した内窓の取り付けを行いました。また、昨年に引き続き、断熱リカバリーを継続中です。

  1. 先進的リノベ補助金での内窓取付14か所 712,000円(実質210,000円)
  2. 浴室上の換気ダクトの貫通部漏気修繕 10,000円
  3. 2階エアコンの貫通部の補修 2,000円
  4. 天井裏・小屋裏の断熱・気密欠損の補修 100,000円
  5. 子供部屋エアコンDIY取り付け(設置費のみ) 10,000円
  6. 子供部屋との間仕切り遮音材グリーングルーで防音対策 20,000円
  7. 1階と小屋裏部屋をつなぐカウンターアローファン 50,000円
  8. 2階全体を3種換気から1種換気へ変更 150,000円

2022年 2,261,000円

新築6年目は、断熱リカバリーの一年でした。光熱費が高騰してきて、エアコンと床暖房を最小限に使いながら快適な生活を維持するために、床断熱や気密改善のリカバリーをたくさん行いました。外構DIYもアプローチの全面を妻と共同作業で完成させました。

  1. 真空管ガラス式太陽熱パネルの増設 60,000円
  2. アプローチへウッドデッキの道づくり 110,000円
  3. 子供部屋間仕切りの完全仕切り・漆喰塗り 20,000円
  4. トイレドアのソフトクロージング機構の修理
  5. テスラのパワーウォール2の導入 1,900,000円
  6. 最後の子供部屋にエアコン設置 120,000円
  7. 床下の断熱材4cmを追加と床下気密テープ処理 150,000円
  8. 1階の外周部の巾木の気密リカバリー

2021年 224,000円

新築5年目は、かなり難易度の高い中古太陽熱温水器の設置DIYにチャレンジしました。また、5年目にして気になっていたC値(家の隙間面積)測定も行い、今までの断熱欠損の補修成果の確認と、今後の補習必要箇所の確認を行いました。

  1. 太陽熱温水器の分解・設置 175,000円
  2. レンタルして自分で気密測定 45,000円
  3. エアコンのおとめちゃんの設置と断熱・気密補修 4,000円

2020年 221,500円

新築4年目は、コロナ渦で大きなDIYに取り組んでいます。たまたま出た中古ミーレの設置と、外構に手を入れました。

  1. コンセント増設(DIY) 1,500円
  2. トイレ換気扇をシャッター付きに変更 15,500円 
  3. 納戸照明を人感センサー式に変更 0円
  4. アプローチのレンガ道 105,500円
  5. 中古のミーレの導入 80,000円
  6. キッチンの高さ変更 85cmから90cmへ 10,000円
  7. クリナップキッチンにTOTOほうき水栓に変更 10,000円
  8. 食洗機キャビネットの再利用 8,000円
  9. バルコニーのキズ補修

2019年 206,000円

新築3年目はDIY元年です。収納作成を契機にDIYが楽しくなり、道具を揃えて本格的に取り組んでいます。

  1. 分電盤をHEMSへグレードUP 66,000円
  2. ガスのパルス有線接続 20,000円
  3. 勝手口に断熱カーテン 52,000円
  4. 大型ハンガー掛け製作 20,000円
  5. 子供部屋の間仕切り壁の製作(漆喰なし) 20,000円
  6. 子供部屋の間仕切壁の漆喰塗り 20,000円
  7. シングルベッドの改造 5,000円
  8. テラスからの水はけ改善 3,000円

2018年 379,000円

新築2年目の最大のリカバリーは、ピアノの設置です。これは自分ではどうしようもなく、実家から引っ越しさせてもらいました。

  1. 床下断熱欠損の補修 7,000円
  2. コンセント追加工事 10,000円
  3. ピアノの引っ越しと壁付収納の移設工事 300,000円
  4. 内窓YKKプラマードUの設置 40,000円
  5. レンガの花壇 15,000円
  6. 外水栓の排水を追加 7,000円

2017年 11,000円

新築1年目は賃貸から戸建てに慣れながら住んでいました。節約魂が抜けず、快適性よりついつい我慢が出てしまう状態でした。

  1. 床暖房の温水配管断熱 10,000円
  2. トイレ便器の隙間対策にコーキング 1000円

施主支給

施主支給はあまりオススメしません。引き渡し後の、自己責任によるDIYの方が、誰にも迷惑をかけずに楽しむことができます。

我が家では、色々施主支給を考えましたが、コスト面などを考えると、まとめて工務店にお願いすることにしました。

ただし、後からでも出来ることや、即決したくないものは、積極的に引き渡し後にして、工務店には依頼したいことにしています。

  1. 2ボール洗面の鏡 80,000円

リカバリー・DIY費用の考え方

外構費用はのんびりと住宅ローンから支払う

外構費用は、新築時の予算を使用せず保管してありました。住宅は引き渡し時期が決まっていますが、外構はあとからゆっくりでも作り上げていけます。

引き渡しまでに間に合わせようと、短期間で100万円以上の外構工事を妥協しながら任せるのは嫌なので、引き渡し後に外構業者に依頼し、アプローチは自分たちで仕上げる計画でした。ですので、いくらかかっても住宅ローン範囲内なので問題なく購入できました。もし、住宅ローンを使い切っていたら、外構は砂利だけになっていました。

光熱費削減で費用回収

太陽熱温水器+ガス給湯器は、確実にガス代を削減できます。部材にこだわりすぎて、費用がけっこうかかってしまいましたが、費用回収が確実に行えます。太陽光発電や光熱費を確実に減らせる設備は、住宅とは切り分けて導入する方が良いと思います。

あまりに住宅予算に囚われすぎてしまうと、光熱費を下げれる設備投資に資金を回せなくなってしまいます。引き渡して数年後でも良いので、検討する価値は大いにありますので、気になる方は見積もりを取ってみてください。

満足度の高い快適性の向上

食洗機の交換や断熱・気密性向上などのリカバリーは、直接快適性の向上という結果が出ますので満足度が高いです。

新築時に最初から完全な家を買えればよいのですが、土地にお金を分配し、家にはあまりお金がかけられなかった方は、快適性向上に向け少しずつリカバリーを行うことは大切です。ぜひ記事の内容を参考にDIYしてみてください。