DIYにかかった費用

ジモティーで5,000円で譲ってもらった太陽熱温水器の取り付けは、少し無謀なDIYでしたが、いつか誰かの役に立って欲しいと思っています。

設置費用総額

費用総額は17万5000円でした。

太陽熱温水器パネル2枚+タンクは中古で5,000円

本体パネルとタンクを切り分けたので、設置費用が高額となってしまいました。

ダサくて新築には不向きな太陽熱温水器

太陽熱温水器は、普通に使うと屋根乗せです。

やりたかったのは、家のデザインを変えたくないタイプで、屋根にパネルをのせてタンクは家の裏に置くという分離式タイプ。屋根乗せは、個人的にダサいと思いますし、妻の許可が絶対におりません。

そこで、家の外観のデザインは一切変えず、太陽熱温水器の能力だけ家に追加するために、パネルをバルコニーに置きタンクを家の裏に隠すという、数年かけて考えた構想が実現できました。ちょうどエコキュートのために買い替えて2年も畑の上に放置してあったサビだらけの太陽熱温水器を譲ってもらえたことが非常に大きかったです。

隣の家のベランダからしか見えないように設置したため、家のデザインは全く変えることなく設置できました。

設置までにかかった費用

給湯能力は弱そうに見えますが、実際使ってみて全く問題はありません。0.25MPaの減圧弁なので、シャワーが弱くなることも感じません。2階に浴室がある家だと、もしかすると給湯の弱さを感じてしまうかもしれません。

太陽電池とポンプが故障してましたが、タンクやパネルなど、メインの機能は頑丈です。大きくて、運搬・清掃・バルコニーに持って上がるのが本当に大変でした。

マグネットポンプ取り付け加工 17,000円

故障箇所を特定するまでに結構部材を購入してしまいました。本来は小さな太陽光パネルで発電しポンプが自動で動き出すのですが、ポンプはAC100電源ですので、タイマーで毎日の日の入り時間に合わせ起動するように設定しています。

温水タンク設置加工 15,000円

給湯器の隣に設置しましたが、狭くて作業が大変でした。外壁の色に合わせ白色に塗装しましたが、太陽パネル部分はすぐに剥がれてしまいました。家の裏に設置され、フェンスで目立つこともないので、あまり気にしないことにします。

給湯配管分岐工事 33,000円

流石に、ここだけはプロに依頼しました。給湯器の下が狭すぎて分岐工事の自信がありません。部材を購入しシュミレーションしましたが、何度シュミレーションしても成功するイメージが沸きません。依頼して大正解でした。

配管接続工事 70,000円

何度シールテープを巻いたことかわかりません。ソーラー接続ユニットと、逆止弁で57,000円と、費用の大半を占めています。普通のミキシング弁で良かったかな、とも思いますが、リンナイの給湯器と組み合わせると、給湯器の設定温度以上で自動的にコントロールしてくれるので満足しています。

強制循環設置加工 35,000円

こちらも、ホース代が30,000円と大半を占めています。スチームホースの長さが足りないのと、高かったので、ポリエチレン菅を継ぎ足しています。

間接集熱のポンプでの送水圧力はシャワーなどと違い、たいして高くないのでポリエチレン管で十分でした。80度を超える水温になったらどうしよう?と不安になり高温でも耐えられるスチームホースを購入しましたが、これは失敗でした。