新築3年目にしてキッチン天板を開けてコーキングしなおしました。

食洗機の入れ替えと高さ変更のためです。

そこで、便利な食洗機が日本ではあまり普及しないワケを考えました。

キッチンメーカーにとって

キャビネットは収益源の一つ。

<仮説>

キャビネットを使わない

大型食洗機では

キッチンメーカーは儲けが減る・・・

だから、安いグレードのキッチンには、

大型食洗機ではなく、

キャビネット+小型食洗機の選択しかさせない

(ラインナップに入っていない)

のではないかと思いました。

キッチンの部材はたくさんありますが、

コンロ・水栓・食洗機など設備部分は

他メーカーのものを組入れる場合が多く、

キッチンメーカーはそれほど儲けがありません。

キッチンメーカーの直接の儲けとなるのは、

① 天板

② 扉色グレード

③ キャビネット

がメインとなり、基本のI型から

アイランドなど面材を広く多く使うタイプになればなるほど

価格が上昇し、儲けが増えていきます。

では、キャビネットが不要な

フロントオープン型食洗機や、

深型食洗機を導入すると

キャビネットスペースが45cm〜60cm削られます。

当然、キッチンメーカーの売り上げは減ります。

食洗機を導入しない場合は

① ベースキャビネットは75cmで87,000円

合計も87,000円

※クリナップラクエラカタログからお借りしました。

45cm幅の浅型食洗機を、75cm幅に導入すると

① 食洗機用キャビネット45cm 38,000円

② ベースキャビネット30cm 62,000円

③ 食洗機本体(国産定価) 173,000円

合計 223,000円

※クリナップラクエラカタログからお借りしました。

45cm幅の深型食洗機orフロントオープン式食洗機を、75cm幅に導入すると

① ベースキャビネット30cm 62,000円

② 食洗機本体(国産定価) 200,000円

※ 深型食洗機は自立脚つきで少し高いタイプ

合計 262,000円

掛け率50%とすると

① 食洗機導入なし 43,500円(標準とする)

② 浅型食洗機 115,000円(標準+71,500円)

③ 深型食洗機 131,000円(標準+87,500円)

やはりどう考えても、

②の浅型食洗機はコスパが悪い・・・

・天板サイズを一回り上げる

・食洗機分のキャビネットサイズを抜く

・ベースキャビネットを考える

(ココのスライド収納って超重要なので)

これが理想なのかな〜と思いました。

賢く、食洗機を導入して家事効率あげましょう。