床暖房って新築だと人気の設備です。

我が家はオール電化でなくガスよりの設備なので、ガス温水床暖房を選びました。

ガス温水式って、給湯器に床暖房を接続します。

これはメリットがあり、エコキュートではできない技。

エコキュートはヒートポンプで高温の温水を作って貯湯タンクにためておくタイプ。

なので、この貯めた温水では床暖房に向かないんです。

温水が高温すぎるし放熱した後の温度が下がった温水を再加熱するのに時間がかかってしまうので。

エコジョーズの給湯器は、温水の作り貯めはなし。その場で沸かタイプ。

ただし、給湯器から床暖房への温水は常にループしており、風呂用とは別となる仕組みです。

一つの床暖房へは3リットルくらいの水が入っているので、それを温めます。

なので、

エコキュート = 給湯とは別の床暖房システムを追加で導入する。エアコンのようなヒートポンプが多いですね。

エコジョーズ = 給湯器グレードを上げるだけで済みます。

TOKAIってガス会社です。ですが、標準仕様は床暖房はなく、特に提案はありませんでした。

打ち合わせ当初は夏だったのですが、秋口から寒くなり、急遽床暖房が欲しくなりました。営業さんに伝えるとすぐに手配してくれました。ガス会社なのでガスを使った設備はかなりサービスしてくれるとの事。サービス内容も満足いく内容ですので、即採用しました。

しかし、一点だけ気になったところが、リンナイの新型温水床暖房「床ほっとE」ではなく、旧型の「HFMシリーズ」とのこと。新築で見積もりをとるとわかるのですが、価格より割引率の方がトータル金額に響いてきます。最新型の見積もりはあえて取りませんでしたが、同じサイズ・同じ内容でもまったく金額が変わってくることは目にみえているため、予算面から旧型でよしとしました。

カタログを見ると、新型と旧型の大きな違いは温水の温度です。新型は温水を60℃で十分な効率まで高めたため、毎月のガス代が減ります。対して、旧型は温水を60℃まで上げないと温まらないようで、ガス代も結構いっちゃいそうです。

温水床暖房は毎月のガス代は比較的安いが、設置時にたくさん費用がかかると言われます。ただし、新築時に取り付けてしまえば最低限の費用で済むことがわかりました。熱源はガス給湯器を使用すればグレードを上げるだけの差額で済みます。床材は床暖房に対応しているものを選ぶ必要があります。これも、床暖房部分のみなのでそれほど高額にはなりません。対応済みであれば差額なしです。床の下地材の上に床暖房を敷き込み、段差調整を行う必要がありました。最後に床下に通す温水パイプの設置ですが、基礎が出来たら水廻りの配管などと同時に、床下に設置していましたので、こちらも部材費用と設置工賃がかかりました。

いろいろと調べましたが、カタログを見ても細かい価格とスペックが載っているメーカーは少なかったです。

ガス温水式の床暖房ならリンナイ、ヒートポンプ温水式の床暖房なら長府製作所(一条工務店の全館床暖房)やダイキンなどが良さそうです。

リンナイ

長府製作所

ダイキン

我が家はトータルコストでは採用して大満足。

月々のコストなどは後ほどレポートします。