新築でHEMSは無理に採用するな!コスト削減優先でOKな理由と、将来後悔しないための「唯一の条件」🏠💡

新築でHEMSは「無理して採用」しなくていい。コスト削減を最優先しても困らない理由と、後悔しないための“たった1つの条件”

夢のマイホームの見積もり。予算オーバーで真っ先に「仕分け候補」になりがちなのが、エネルギー見える化の主役HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)です。「便利そうだけど数万円〜数十万円かぁ……」と悩んでいませんか?🤔

結論から言います。コスト削減を最優先するなら、新築時に無理してHEMSを入れる必要はありません🙅‍♂️ なくても生活はできるし、まずは新生活の安定の方が大事。HEMSは「後付け」で十分間に合います。ただし、将来導入したくなったときに泣かないために、新築時に絶対に守るべき「唯一の条件」があります。✨

本記事では、なぜ新築でHEMSを諦めてもOKなのか、その理由と、後付けで賢く導入するための具体的な3つのルートを実例ベースで解説します。コストは抑えつつ、未来の選択肢はしっかり残す――そんな現実的な家づくりのヒントになれば嬉しいです😊

無理して入れなくていい3つの理由🤷‍♂️

新築のときは、本当にお金が出ていきます💸 頭金、各種手数料、家具家電、引越し代……。そんな状況で、効果が見えにくいHEMSに数十万円を投じるのは、誰だって慎重になります。実際、HEMS導入後の声で多いのが「最初の数週間は面白くて毎日見てたけど、忙しくなって全く見なくなった」というもの。ツールは習慣がなければただの箱なのです。

以下に当てはまるなら、無理にHEMSを新築時に入れる必要はありません。

  • コスト削減が最優先。今はとにかく建築費用を抑えたい。
  • マメにデータを見る性格ではない。グラフを毎日チェックする習慣がない。
  • 太陽光・蓄電池・V2Hを今のところ予定していない。HEMSの真価は連携で発揮されるため、これらが無いなら効果は限定的。

浮いた予算でキッチンのグレードを上げるとか、新居用のソファを少し贅沢にするとか、「住んだ瞬間に毎日効くもの」に回す方が、新生活の満足度は確実に上がります。HEMSは「あったら便利」レベルの機能。今はガマンするのも立派な戦略です。

「貯蓄ができて、必要性を感じたとき」が後付けのベストタイミング💰⏱️

とはいえ、HEMSが完全に不要かと言えばそうではありません。電気代の高騰、家族構成の変化、あとから太陽光や蓄電池を追加――そんな場面で「やっぱり電気の中身を見える化したい」と思うタイミングが、いずれ訪れます。

そのときに発揮されるのが「住んでから後付けする」という選択肢の強さです。後付けには、新築同時導入にはない明確な利点があります。

  1. 初期費用を分散できる:住宅ローンに乗せず、ボーナスや余裕資金で買えるので家計に優しい。
  2. 最新機種を選べる:技術は進化中。数年後の方が安く・高機能になっている可能性が高い。
  3. 必要な機能だけ選べる:実際の暮らしで「ここを見たい」が明確になってからなので、過剰投資を避けられる。

まずはコスト削減で乗り切り、必要になったら導入する。これがいちばん無理のないHEMSとの付き合い方です。

【選択肢①:本格派】Panasonicスマートコスモ+AiSEG2の“正統派HEMS”

後付けHEMSの王道がこのルート。新築時に分電盤として「Panasonic スマートコスモ レディ型」を選んでおくと、住んでから比較的安価に本格HEMSへアップグレードできます。

普通の分電盤はHEMS非対応。何も準備されていない

ごく一般的な分電盤は、ただブレーカーが並んでいるだけ。価格は安いものの、HEMSを後付けしようとすると分電盤ごと交換か、大掛かりな配線追加が必要になり、結果的に高くつきます。

Panasonic スマートコスモシリーズとは

HEMS対応のスマートコスモ分電盤は、各回路にCTセンサー(電流計測センサー)がすでに組み込まれており、ブレーカーごと・部屋ごとの電力計測が可能。さらに無線LAN機能でHEMSモニター(AiSEG2)と連携し、リアルタイムに電力管理ができます。スマートHEMS対応家電なら制御まで可能です。

2017年頃はZEH補助金にHEMSが必須だったので、丸ごと採用した方も多いはず。我が家は予算の関係で、その中間グレードである「レディ型」を選択しました。

建築予算は気を抜くと簡単にオーバーします。新築でしか変えられないものを優先し、後から追加できるものは後回し――HEMSはまさにその典型で、私は数年後のボーナスで部材を買い足して完成させると決めていました。

スマートコスモ「レディ型」のコスパが秀逸

最大の強みは「全回路CTセンサー設置済み」

レディ型のメリットはここに尽きます。価格はそこまで高くなく、機能は最低限ですが、各回路にCTセンサーが内蔵された状態で出荷されるのがポイント。これがあるかないかで、後付けの難易度が天と地ほど変わります。

残りのHEMS機器(計測ユニットや無線LAN)は後から買い足す必要がありますが、取り付けスペースと電源もあらかじめ確保されているので、ほぼプラグイン感覚で増設できます。

予算に余裕があれば最初から「スマートHEMS通信型」もアリ

家計に余裕がある方は、最初から通信型を選んでおけば設置も配線も完結。最近の電気代高騰を踏まえると、回路ごとの電力把握は確実に元が取れる投資です。

レディ型 → HEMS搭載型へのアップグレード手順

必要部材はネットで約8万円分を買い足すだけ。電気工事士資格が必要な作業もあるので、資格をお持ちでない方は近所の電気屋さんに相談してください。分電盤の品番に対応した部材を選ぶのは絶対条件です。

AiSEG2(アイセグ2)

モニタ付きとモニタなしがあります。スマホで宅内Wi-Fi経由のWeb画面を見れば十分なので、後付けならモニタなしモデルが現実的。新築時にモニタを壁面埋め込みにする場合は綺麗に仕上がりますが、後付けで壁面設置すると配線露出が出やすくなります。

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エコーネットライト対応 計測ユニット

分電盤に組み込む計測ユニット。電源やCTセンサーとの結線がワンタッチでできるよう設計されています。レディ型分電盤には取り付け位置と電源がすでに用意されているため、後付けでも作業がスムーズです。

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パナソニック以外の分電盤に対応する汎用計測ユニットもあります。ご家庭の分電盤メーカーに合わせて選んでください。

スマートHEMSでできること

①電力量計測(メイン用途)

リアルタイムから月次・年次まで、かなり細かく可視化できます。主幹だけでなくブレーカーごとに分けて見られるので、部屋単位や家電単位で使用量がはっきり把握できます。

②ガス計測

パルス出力付きガスメーターと有線で結べば、ガス使用量もリアルタイムに記録可能。床暖房や乾太くんを使う我が家ではかなり重宝します。ただし有線接続は後付けだと難易度が高めで、ここは新築時にやっておく方が圧倒的に楽です。

③各種機器との連携

エアコン、温湿度計、エコキュート、給湯器、スマートドアロックなどとも連携可能。ただし後付けの場合、SwitchBotのような汎用スマート家電の方が安く・自由度が高いことも多く、連携機能のためだけに高額なオプションを買う必要はないというのが個人的な結論です。HEMSのメインはあくまで電力計測です。

【選択肢②:手軽派】スマホ連動型クランプセンサーで“家全体の電力”を見る

「正統派HEMSは大袈裟だな……」と感じる方には、主幹線にCTクランプを挟むだけのスマホ連動型電力モニターがおすすめです。代表例はNature Remo E / Nature Remo E liteのような家庭向けスマートHEMSデバイス。

  • 本体価格:1万円台後半〜3万円程度。専用分電盤も追加配線も不要。
  • 分電盤のメイン回路にCTクランプを挟むだけ。家全体の使用電力をスマホアプリでリアルタイム表示。
  • 太陽光発電の発電量や売電量も把握可能なモデルあり。スマートメーター(Bルート)対応モデルなら、分電盤を開けずに電力量を取得できる方式も選べます。

「とりあえず家全体の電気使用量を、スマホで見える化したい」という人には、コスパ・導入難易度ともに最強クラス。Panasonicの本格HEMSのように回路ごと・部屋ごとの内訳までは出せませんが、家計管理ツールとしては十分すぎる情報量です。

とくに太陽光発電を後から載せた人とは相性抜群。発電・消費・売電のバランスが直感的に追えるため、「日中は洗濯機を回す」など行動の最適化につながります。

【選択肢③:超手軽派】スマートプラグで“家電1個ずつ”を測る

「家全体じゃなくて、エアコンや冷蔵庫みたいに気になる家電だけ知りたい」――そんな人にぴったりなのがスマートプラグ(電力計測機能付きスマートコンセント)です。

代表例はSwitchBot プラグミニTP-Link Tapo P110など。コンセントとの間に差し込むだけで、その先に繋いだ家電の消費電力・累積電力量・電気代がスマホで見られるようになります。

  • 本体価格:1個 1,500円〜3,000円程度。家電ごとに必要な数だけ買い足せる。
  • 工事不要・電気工事士資格も不要。コンセントに挿すだけで導入完了。
  • 遠隔ON/OFFやスケジュール運転も可能。「外出先からエアコン切り忘れに気づいた」みたいな使い方も。

「古い冷蔵庫の電気代って実際どうなの?」「使ってないのに消費している待機電力は?」という家電ごとの実測がしたい人には、これだけで十分。家全体を見える化するHEMSとは別の役割で、補完的に併用するのもアリです。

「どこまで見える化したいか」で選び方は変わります。回路ごと=Panasonic本格HEMS、家全体=Nature Remo Eなどクランプ型、家電単位=スマートプラグ。この3レイヤーを意識すると、自分に必要な投資額がはっきり見えてきます。

⚠️ センサー設置時の安全注意:分電盤の中はナメると危険です

後付けでも一番シビアなのが、分電盤を開けてCTセンサーを取り付ける作業。ここを軽く考えていると、本当に大ケガをします。⚡

  • 主幹ブレーカーの一次側(電力会社側)には、ブレーカーを切っても電圧が来ています。「切ったから大丈夫」と思って素手で触ると感電します。
  • 住宅の主幹は単相3線式100V/200Vが一般的。湿気や金属工具との接触で短絡(ショート)すれば、火花・火災・大電流による負傷の危険があります。
  • 分電盤内部の作業(CTセンサーの設置、計測ユニットの配線など)は電気工事士資格が必要です。資格なしの作業は法令違反であり、保険適用外になる可能性もあります。

一方で、スマートプラグは「コンセントに挿すだけ」なので資格不要・感電リスクなし。Nature Remo EなどスマートメーターBルートで取得するタイプも、分電盤を開ける必要がありません。

つまり、「手軽さ=安全性」とほぼイコール。「とにかく見える化したい」なら、まずはスマートプラグやスマホ連動型の安価モデルから入り、本格的な分電盤系HEMSに踏み込むときは必ず有資格者に依頼するのが鉄則です。価格をケチって自分で開けて、感電や火事になっては本末転倒です。

【最重要】将来後悔しないために、新築時に押さえておく“唯一の条件”⚠️

ここがこの記事で一番伝えたい部分です。テストに出ます。📝

「新築時はHEMSを見送る」と決めたなら、新築の設計段階でたった1つだけ準備しておくことがあります。それは――

「HEMSの後付けに対応できるタイプの分電盤」を選んでおくこと

HEMSは家中の電気の流れを計測するために、分電盤にCTセンサーを取り付ける必要があります。コストカットを優先して「一番安い普通の分電盤」にしてしまうと、いざ後付けしようとした時に分電盤ごと交換、もしくは大掛かりな配線追加が必要になり、数十万円コースの追加費用が発生する可能性があります😱

これでは本末転倒。そうならないために、設計士や電気担当に必ずこう伝えてください。

「HEMSは今回見送りますが、将来後付けしたくなった時に簡単に増設できるタイプの分電盤(Panasonicならスマートコスモのレディ型相当)にしてください」

これだけでOK🙆‍♂️ 将来HEMS機器(AiSEG2+計測ユニット)を買い足すだけで、本格HEMSへスムーズに移行できます。

分電盤本体の差額は数万円程度(場合によっては差額なし)。このわずかな差額で「将来の選択肢」を買えると思えば、安いものです。

もちろん、選択肢②のスマホ連動型や選択肢③のスマートプラグは、どんな分電盤でも後付けできます。「分電盤系の本格HEMSを将来検討する可能性が少しでもあるなら、レディ型を選ぶ」――この一線さえ守っておけば、家づくりはぐっと柔軟になります✨

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