憧れのミーレ食洗機をDIYで格安設置

2020年の新築3年目にして、2005年製の食洗機ミーレを中古で購入して導入しました。

あまり参考にならないかもしれませんが、当時を振り返り、再度記事にまとめてみます。

たまたま手に入ったMiele食洗機のスペックは、G1140SCu。かなり古いですが、横幅60cmで国産食洗機に比べてとても大きく頑丈でした。

親の新築を壊して、息子が家を建て直す時に外した代物だとか・・・ 世の中には金持ちがいるものです。

導入費用は総額10万円

破格の安さではありませんか?これでミーレが導入できるなら安いものです。 

  • 中古ミーレ 74,000円(80,000円で購入しましたが、交通費分値引きしてくれました)
  • 交通運搬費 10,000円
  • 配管部材等 10,000円

子供が育つまでの、残り10年間稼働してくれればOKという考えです。 

国産食洗機と異なり、乾燥機能が省かれている分、食洗機の寿命は断然長いです。壊れても直しますけどね。

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海外製食洗機の取り付けの注意事項

海外製食洗機の注意するところは、以下の3点でした。

  1. 電源が200V
  2. 給水と排水の位置と高さ
  3. キッチンの天板下までの高さ

この3点が揃っている、海外製食洗機から海外製食洗機に入れ替えるなどは、とても簡単にできます。

BOHSH(ボッシュ)の海外製食洗機が壊れたから、ミーレや、ASCO(アスコ)、GAGGENAU(ガゲナウ)、AEG(アーエーゲー)に入れ替えたい場合は、食洗機の高さと横幅さえ確認しておけば、すっぽりと入れ込むことができます。

ただし、国産食洗機から海外製食洗機に切り替える場合は、DIYでやるには非常に難易度が高いので、後ほど詳しく解説します。

ミーレの設置準備(国産→海外製へ)

100V→200Vへ電源変更

最近の新築では、配電盤でブレーカの数が多く、エアコン・食洗機・IHグリルなどは専用配線を設けている場合が多いと思います。

我が家もリンナイの食洗機の100V専用配線がキッチン裏に来ていましたので、この配線を流用し、200Vに切り替えました。

家庭用の国産食洗機はどのメーカーも100Vとなっています。パナソニックの食洗機も、リンナイの食洗機も、ハーマンの食洗機も100Vです。

200V電源への切り替え方法

もし、電気工事士の免許がない場合は、DIYであってもこの部分は近所の電気屋さんに依頼してください。

簡単に電源を切り替えてくれ、電源コンセントを200Vの専用コンセントにかえてくれます。費用も非常に少なくて済むと思います。

我が家の場合は、パナソニックのスマートコスモ分電盤であるため、100Vから200Vへの変換はレバー切り替えでOKです。

200Vへの切り替え後、間違って100Vの家具を繋ぐと家電が完全に壊れます。ですので、電気工事士の資格を保有していたとしても十分注意して作業しましょう。

今回は、分電盤から食洗機の位置が近かったため、電源コードがキッチン内のどこかに分岐していないか確認し、専用配線というのを確実に点検してから200Vへの切り替えを行いました。せっかく10万円でミーレが設置できても、他の家電を壊して、余計にお金がかかったら全く意味がありませんからね。

200Vコンセント交換

日本のコンセントって、たくさんあるのって、電気工事士の勉強をして初めて知りました。種類がたくさんあります。

200Vのコンセントも複数ありますが、ミーレの施工説明書にコンセントの推奨品が掲載されています。普通にホームセンターに行けば数百円で購入できるので、100Vに回線を切り替えてから、コンセントを交換します。

我が家では、一旦、床下に配線を落とし、床の穴を開け直して、別の場所に配線を通しました。海外製食洗機は食洗機の奥側をめいっぱい使いますので、食洗機の後ろにコードや配管は設置できないため、右か左の別の場所に移設する必要があります。わたしは右側を選びましたが、普通は壁を一部くり抜き、シンク下のひな壇のような給排水スペースに移設するのがスマートのようです。

国産食洗機と異なり、給水も排水も床から高さがありますので、その給水排水よりさらに上の位置に電源コンセントを持っていくために、床から500mm以上となっています。安全面には十分注意して設置しましょう。

Miele 食器洗い機設置・施工手順書(電気工事)

必要部材

業務用食洗機は注意が必要

数分で食器を洗ってくれる業務用食洗機を家庭に入れたらいいじゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スペースの問題と、200Vは200Vでも業務用の三相200Vという電気でないと動かない機器が多いです。家庭用と業務用とで電源を2つ契約しなくてはいけなくなるので、業務用食洗機の導入は難しいでしょう。

給水・排水の位置変更

電源同様に、ミーレなどの海外食洗機は食洗機後ろに隙間がほとんどありません。ですので、給水と排水も位置をずらす必要があります。

メンテナンス製を考え、電源と同じ位置に移動させましょう。

Miele 食器洗い機設置・施工手順書(電気工事)

床下の貫通穴のやり直し

DIY途中の画像がこちら。

右側に全て移設させました。反省点は、貫通させた穴が近すぎたことです。あとあと、何かと接触して困っていますが、仕方なしにそのまま使っています。レンチで締めるときなどに近すぎると、接触して非常に扱いづらいので、数cmは間を開けた方が良いです。

排水配管の位置変更

床下から断熱材を切り刻んで配管をL字継手で直角に曲げ、右側に60cmほどずらしました。

もともと配管してあった、高熱でも耐えられるHT管に2m程度購入して継ぎ足しています。

給水配管の位置変更

給水配管は若干の変更ならば、強引に引っ張ることで長さの余力があったため、一旦給水管をカットして床下に落とし、再度位置を決めて床上でつなぎ直しました。

ワンタッチの給水継手を一つ購入してつなぎ直しただけですので、非常に簡単でした。

貫通穴の断熱補修

我が家は、床断熱ですので、作業効率を上げるために断熱材をカットして、大きめの穴で貫通させて作業しました。

また、今まで使っていたキッチンの貫通穴は実は、隙間だらけだったようです。

床下からウレタンスプレーで、発泡ウレタン噴射し、しっかりと作業後の断熱材の補修を行いました。モコモコにして当初より集めに断熱しておきます。 

このウレタンスプレーって、手に着くとベタベタで大変なことになります。服につくと取れないので、作業服で行うことをお勧めします。最後に、余ったスプレーは、屋根裏にぶちまけます。少しでも断熱強化になりますように。

床上からは隙間にエアコン用パテと気密テープで補修して、なるべく隙間を減らしておきました。

設置準備状態

海外製食洗機60cmのスペースを開けた完成状態

右側に電源や給排水を集約しました。メンテナンスしやすい反面、見えるのが問題ですが、水漏れ怖いのであえてこちらにしています。近すぎて作業しずらいのは反省点。

床下から見る海外製食洗機の電源・給排水管

床下から見ると、このような感じです。かなり強引で若干排水の勾配が逆になっていますが、素人DIYなので大丈夫。水漏れなく食洗機は動いています。

取り外したキャビネットと国産浅型食洗機

笑っちゃうぐらい、浅型食洗機って小さすぎます。逆にキャビネットは大きい。少ないスペースに物を綺麗に詰め込む、日本のキッチン事情。また、システムキッチンの中でもスペースの取合いをしているように見えます。これでは、住む人が快適になるとは考えられないと思います。

必要部材

海外製食洗機への取り替え後の感想

さすがに最新型に比べたらちょっとうるさいですが、とにかく食洗機がでかい。

海外製の食洗機のメリット

  • 食洗機が大きくて、食器全てを洗わなくてすむ。
  • 家族人数が多くても十分洗える。
  • オールステンレスと、シンプルな構成で、古いながらも耐久性が高い。
  • まだパーツが作られているため、パーツ交換して長く使える。
  • メンテナンスする方が熟練であるため、修理が早く2度目の故障が起きにくい。

海外製の食洗機のデメリット

  • 本体価格が高い
  • 中古の数が非常に少ない
  • 設置スペースが国産食洗機とかなり違う
  • 乾燥機能が弱いく、リンスを使う必要がある(リンスを使えばあまり気にならない)
  • DIYの難易度が高い(特にキャビネット外し)

終わりに

大型の食洗機は中古で購入し、設置は依頼するのがベストかなと思います。 この記事では省略していますが、浅型食洗のキャビネットの取り出しは地獄です。最低限、新築時には拡張性のある深型食洗機以上をつけましょう。

実は、すでに我が家には2代目ミーレを導入しています。2回目の中古購入です。古いミーレを修理して売却し、今度は故障した格安ミーレを修理して使っています。サビサビで水漏れして動かない問題児でしたが、修理して毎日2回パワフルに動いています。

ブランドとして新築でミーレを導入するのも良いですが、使用しなくなったような故障寸前のミーレも、手入れ次第ではまだまだ使えますので、海外食洗機の中古市場は要チェックです!