新築して6年。気づけば、家のあちこちに「捨てたいけど捨てられないモノ」が溜まっていました。
壊れた家電、使わなくなったプリンタ、外構工事で余った残土、DIYの端材……。家が大きくなると収納も増えるぶん、つい「とりあえず置いておく」をやってしまうんですよね。
今回は、その6年分のゴミをコンテナ1台で一気に処分した記録を、かかった費用までまるごと公開します。

コンテナを駐車場に呼んで、ぶち込むだけ
やったことはシンプルで、廃棄物回収業者にコンテナを1台手配して、自宅の駐車場に置いてもらいました。

あとはそこへ、溜まったゴミをひたすら放り込んでいくだけ。
これが想像以上に爽快でした。「いつか捨てよう」と何年も先送りしていたモノが、目の前のコンテナにどんどん消えていく。片付けというより、心のつかえが取れていく感覚に近いです。
回収の流れはこんな感じでした。
- 業者にコンテナの設置を依頼
- 駐車場に届いたコンテナへ、気が済むまでゴミを投入
- 満タン(または満足)になったら回収を依頼
- 後日、中身を見て金額が確定
ポイントは、依頼時に概算見積もりを必ずもらっておくこと。最終金額は中身を見てからの確定ですが、事前に大まかな相場を聞いておくと安心して放り込めます。
コンテナは数日〜1週間ほど駐車場に置きっぱなしになります。雨でゴミが濡れると重くなり、処分費がかさむ原因にもなるので、ブルーシートを被せておきました。

全体の1/3は「残土」だった
実際に入れてみて意外だったのが、ゴミの約1/3が残土(土)だったこと。
我が家は外構工事でコストを抑えた結果、家の裏が砕石敷きのまま。下には防草シートを敷きこんでいますが、その上の砕石に土や種が入り込んでしまい、シートをすり抜けるように毎年雑草が生えてきます。今回は思い切って表土ごと処分して、あらためて砂利を買い直すことにしました。

残土の処分って、地味だけど本当に困るんですよね。普通ゴミには出せないし、量もそれなりにある。コンテナのついでに捨てられたのは大きかったです。

コンテナの隙間には、土嚢袋に土を詰めて埋めるように入れていきましたが、最終的にはそのまま土を突っ込んじゃいました。

プリンタも壊れた家電もガンガン入れられる
コンテナのいいところは、とにかく何でも入れられること。

使わなくなったプリンタ、壊れた家電、プラスチック類……。ためらわずに放り込めます。
ただし、すべてをコンテナ任せにするのはもったいない。我が家では種類ごとに分けて処分しました。
- 鉄類 → 売る(買い取ってもらえる)
- プラ単体 → 市の回収に出す
- まだ動く家電 → メルカリで売る
- それ以外の混合ゴミ → コンテナへ
お金になるものや無料で出せるものを分けておくと、コンテナの容量も費用も節約できます。
【ここが要注意】石膏ボードだけは「産業廃棄物」扱い
ここが、今回いちばん伝えたいポイントです。
DIYで壁を作ったり棚を付けたりすると、石膏ボードの端材が必ず出ます。これをコンテナに入れたところ——石膏ボードだけは「産業廃棄物」扱いとなり、別料金、しかも異常に高い金額になりました。
実際の内訳は後述の費用まとめで載せていますが、わずか0.2m³で約5,000円。体積あたりの単価で見ると、他のゴミとは桁が違います。
石膏ボードは、買うときは1枚数百円ととても安い。なのに、捨てるときには余計なお金がかかる。この「入口は安く、出口は高い」のギャップは、知らないと地味にダメージが大きいです。
我が家の対策:石膏ボードの端材は屋根裏の梁の上へ
この経験を踏まえて、我が家では石膏ボード端材の扱いを変えました。
今は、出た端材を屋根裏の梁の上にそっと置いておくことにしています。
屋根裏は使っていないデッドスペースだし、梁の上に載せておけば邪魔にもならない。多少溜まっても困らないので、「いつかまとめて処分するときに一緒に」と割り切っています。
DIYをよくやる家なら、石膏ボード端材の一時保管場所をどこか決めておくのはアリだと思います。少量ずつ高い産廃料金を払うより、ずっと合理的です。
おまけ:ウレタンスプレーは「穴あけ」が必要だった
これは仕事柄スプレー缶が溜まりやすい我が家ならではの話ですが——発泡ウレタンスプレーの缶を回収に出すとき、業者から「穴を開けておいて」と言われました。
全部のスプレー缶に穴を開けたところ、中から大量のウレタンが噴き出してびっくり。一方で、長期保管していた古い缶は発泡せず、ダラッと出てくるだけでした。
ちなみに、ウレタンスプレーは私の住む市の回収では引き取ってもらえず、突き返された経験があります。スプレー缶の処分ルールは自治体や業者で差が大きいので、事前確認をおすすめします。
費用まとめ:6年分のゴミでいくらかかったか
最後に、気になる費用です。今回かかった金額はざっくり以下のとおりでした。
| 項目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|
| コンテナ設置・回収費用 | 1台 | 約10,000円 |
| 石膏ボード(産業廃棄物) | 0.2m³ | 約5,000円 |
| その他プラ混合物 | 1.1m³ | 約12,000円 |
| 消費税 | — | 別途 |
| 合計 | 約30,000円 |
事前の概算では「2万円くらい」と聞いていましたが、確定金額は約3万円。やはり石膏ボードの産廃料金が効いてきた形です。
6年分の片付けで約3万円。高いと見るか安いと見るかは人それぞれですが、個人的には「ずっと心に引っかかっていたものが一掃できた」と考えれば納得の金額でした。
繰り返しになりますが、依頼時には概算見積もりを必ずもらうこと。確定金額は中身次第なので、目安があるだけで安心感がまったく違います。
おわりに:買うのは簡単、捨てるのは大変
今回いちばん実感したのは、「モノは買うのは簡単だけど、捨てるのは大変でお金もかかる」ということ。
家が大きくなるほど収納に余裕ができて、つい溜め込んでしまう。だからこそ、数年に一度はコンテナを呼んで一気にリセットするのは、すごく理にかなった方法だと思いました。
ちなみに——コンテナを置いていたら、お隣さんが家の裏に行き場のない残土を抱えていることが判明。「ついでに捨てましょうか?」と声をかけたら、遠慮がちに土嚢を3袋持ってきてくれました。後日、お返しにお菓子をいただいて。お菓子代のほうが廃棄代より高い気もしますが(笑)、いい隣人ガチャを引けたなと思っています。

数年に一度の「家の大掃除」、まだの方はぜひコンテナ作戦を検討してみてください。



