新築時のコンセント計画は、最も後悔が集中するポイントです。住み始めるとガジェットの増加で「ここにあれば…」という場所が必ず出てきます。実は外壁面への設置は断熱や増設の面で不利になるなど、図面だけでは見えない落とし穴も。もし失敗したと感じても、「電気工事士」の資格取得という一生モノの裏技で、将来のメンテナンス費用を劇的に抑えることが可能です。
「図面では完璧だと思ったのに、いざ住み始めると延長コードだらけで見た目が最悪…」 そんな風に、新築のコンセント不足に頭を抱えていませんか?
「家電の数は把握しているから大丈夫」「各部屋に2箇所あれば足りるだろう」 家づくりの打ち合わせ中、私たちはそう自分たちに言い聞かせてしまいがちです。でも、いざ新生活が始まると、設計図には描かれていなかった「充電が必要なモノ」たちが、嵐のように押し寄せてくるんですよね。
もし今、あなたが「もっと増やしておけば良かった」と後悔している最中なら、安心してください。その悩み、実はほとんどの新築施主が通る道です。そして、これから建てる方にとっては、先人の失敗こそが最大の武器になります。
この記事では、我が家の「3兄弟の子供たちとの暮らし」を通じて見えてきたコンセント設置のリアルな落とし穴から、外壁面に設置する際のリスク、そして失敗を帳消しにする「究極のコスパ解決策」まで、ストーリー仕立てでお届けします。これを読めば、あなたの家の「電源ストレス」を解消するヒントが必ず見つかるはずです✨
第1章:想像を超えてくる「ガジェット爆発」!現代の生活スタイルを見誤った失敗談📱🔋
家づくりの打ち合わせをしていた数年前、私たちは今の生活をどこまで具体的にイメージできていたでしょうか。電子レンジ、冷蔵庫、テレビといった「大物」の配置には誰もが気を配りますが、今の私たちの暮らしを支えているのは、もっと細かくて数が多いモノたちです。
スマホ、スマートウォッチ、タブレット、ワイヤレスイヤホン。さらにはスマートスピーカーやロボット掃除機まで、毎日「電気」を求めてコンセントを奪い合っています。我が家には3人の息子がいますが、彼らが成長するにつれて、この争奪戦はさらに激化していきました。
中高生となった息子たちは、各自に1台ずつスマホ、イヤホン、バッテリー、そして学校から配布されるタブレット型PCを持っていますので、家のどこかで充電します。リビングにはまとめて充電できる充電ドッグを用意しましたが、いつも満車状態です。

「必要な数だけあればいい」という考え方は、現代のガジェット増加スピードには追いつけないかもしれません。
特に盲点だったのがキッチンのカップボード周りです。調理家電の場所は確保していましたが、家事の合間にスマホを充電したりレシピを確認したりする場所が足りない。結局、炊飯器の横から無理やり延長コードを引くことになり、見た目も使い勝手も「これじゃない感」が漂う結果になりました。
生活は常に変化し、電化製品は増え続けるもの。コンセントは単なる電気の出口ではなく、現代生活における「自由度」そのものなのだと、住んでみて初めて理解しました。コンセントの設置に関しては、必要最低限という考え方は絶対にやめましょう。
第2章:外壁面は避けるのが吉?断熱性能と「将来の増設」を見据えた戦略的な配置場所の秘密🧹❄️
コンセントを増やす際、実は「どこにでもつければ良い」というわけではありません。意外と知られていないのが、**「外壁面にはなるべく設置しない方が良い」**というセオリーです。
なぜなら、外壁に面した壁には厚い断熱材が入っているからです。そこにコンセントボックスを埋め込むということは、断熱材を切り欠いたり押し潰したりすることを意味し、わずかながら「断熱の弱点(熱橋)」になってしまいます。高気密・高断熱を謳う今の住宅において、壁に穴を開けるようなコンセント設置は、性能面で少し不利に働く可能性があるのです。
さらに重要なのが、「将来、コンセントを増やしたくなった時」のことです。外壁面は柱や断熱材が密集しているため、後から配線を分岐させたり、新しいコンセントを増設したりするのが非常に困難です。
一方で、部屋と部屋を仕切る「間仕切り壁(内壁)」であれば、壁の中が空洞になっていることが多く、後からの配線作業も比較的スムーズに行えます。将来の拡張性を考えて「内壁側」を中心にコンセントを配置しておくのが、賢い設計のコツと言えます。
第3章:失敗を「成功」へ!コンセント後悔勢が「電気工事士」を目指すべき納得の理由💡🛠️
さて、「もう家を建ててしまった!コンセントが足りなくて毎日イライラする!」という方に、究極の解決策を提案します。それは、「第二種電気工事士」の免許を取得してしまうことです。
「えっ、プロの資格なんて無理だよ」と思うかもしれませんが、実は一般の社会人でも数ヶ月の勉強で取得できる、非常にコスパの良い資格なんです。コンセントの増設やスイッチの交換などは、無資格で行うと法律違反(電気工事業法)になりますが、この免許さえあれば自分の手で自由自在に家の電気環境をアップデートできるようになります。
なぜこれが「最強のコスパ」と言えるのか、理由は明確です。
- 外注費が浮く:コンセント1箇所の増設を業者に頼むと、出張費込みで1〜2万円はかかります。自分でやれば材料費の数百円〜数千円だけで済みます。
- LED交換の壁を突破:新築から10〜15年も経てば、シーリングライト以外の「ダウンライト(LED一体型)」などの寿命が来ます。これの交換は電気工事士の資格が必須。家全体のライト交換を自分ですれば、それだけで数十万円単位の節約になります。特に少し高所のLED交換なんて、超高額の施工費用が掛かりますのでDIYで交換できるのは非常に大きなコスト削減となります。
- 成長に合わせたカスタマイズ:子供が中学生、高校生になり、勉強机周りに大量の電源が必要になった時も、その場でサッと増設してあげられます。我が家では子供部屋の間仕切りを作成した際に、新設した間仕切り内にコンセントを配置しました。
「コンセントで失敗した」という後悔を、「自分で家をメンテナンスできるスキル」に変える。これこそが最高のリカバリーショットです。
ちなみに電気工事士の試験は、筆記試験と実技試験の2段階制で、実技が難しいです。筆記試験はCBT方式なので期間内にテスト会場予約して一人で試験を受けるだけですが、実技試験は年2回の大会場での組み立て試験です。13種類の事前課題から1問出題され1時間以内で複線図と課題を組み立てる必要があります。
よっぽど電気に詳しく興味がある方以外は、ネットで部材を購入して何度も練習した方が良いでしょう。練習教材はネットで調べるとたくさんあります。

第4章:コンセント増設の実践編
さぁ、我が家の実例です。引き渡しを受けてから、このリビングカウンターでパソコンを出して作業した時に、電源コンセントが足元にしかないことに気づきました。時すでに遅しです。

カウンターに穴を開けても良かったのですが、工務店からはかなり渋られました。カウンターが非常に大きな板だったので、割れたら大変です。ここはリビングでの充電の肝でもあるので、コンセントの増設を決意しました。
まずはメルカリで2000円で買ったレーザー水平器で下のコンセントに合わせ、新しいコンセントの鉛筆で位置を決めます。

石膏ボード用カッターでくり抜き。

配線を下のコンセントと繋げます。この白い線はコンセントの土台が下に落ちないように落下防止してます。石膏ボードはくり抜いた瞬間に落ちてしまいました。

100Vの電流が流れているか一応確認。問題なし。

無事完了で充電スペースが増えました!

電気工事士の資格さえあれば、近くのコンセントからの増設なんて非常に簡単な作業です。だいたい2時間くらいと1500円で完成しました。
新築ハイの時期に数万円かけてオプションを増やすのも手ですが、一生続く「家」という資産を、自分の手で最適化し続けられる力は一生モノの財産になります。コンセントの不足に嘆く時間を、資格の勉強に充ててみませんか?10年後、20年後に「あの時、資格を取っておいて良かった」と確信する日が必ず来ますよ😊⚡️
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