HEMSに強い分電盤はパナソニックのみ
新築時に、分電盤ってあまり選ばないと思いますが、我が家はPanasonicのスマートHEMSに対応しているスマートコスモレディ型にしました。
電気屋さんも初めて施工したとのことで、結構苦戦していました。見た目は普通の分電盤なので、特に問題なさそうですけど、違うメーカーの分電盤だと施工マニュアルも違うので大変なんでしょう。
普通の分電盤は当然HEMSなし
至って普通の分電盤は、ブレーカ機能がついているやつです。非常に安価です。
パナソニック スマートコスモシリーズ
HEMS機能つきのスマートコスモ分電盤は、各ブレーカがついた配線にすべてCTセンサーがついており電力計測が可能になっています。また、分電盤に無線LAN機能が付属しており、HEMSモニターと通信。リアルタイムに電力を管理できます。さらには、スマートHEMS対応の家電は制御できるなどとにかく高機能です。
2017年には、ZEH補助金をGETしようとするとHEMSは必須だったので、取り付けた方が多いかもしれませんが、我が家は中途半端な「レディ型」という分電盤を購入しました。
建築予算を守るには、すべての要望を満たすと楽々オーバーしてしまいますので、後からでも変更できるものは、予算内に収まるように変更をかけました。HEMSは数年後のボーナスで部材を購入して完成させると決めていました。
スマートコスモレディ型のメリット
全回路CTセンサー設置済み
メリットはこれに尽きます。それほど分電盤価格が高くないかわり、必要最低限の機能とCTセンサー内蔵な部分しか変化がありません。
残りの部材は追加で購入する必要がある中途半端な機種ですが、追加する場所や電源も確保されています。
追加部材でHEMS機能をつけることができる
プラス8万円くらいのネットで追加部材を購入すればすぐに対応できるようになっています。標準の分電盤に加え、スマートコスモレディの分電盤との差額+施工費でそれほど痛くない出費でした。
完成形のHEMS分電盤を購入すると、セットアップに時間がかかるので、相当な工賃を取られます。分電盤+アイセグ2表示器+施工費で予算オーバー確実です。ですので、レディ型でとどめておくのも一つのプランとなります。
通常の分電盤機能としてはまったく問題なく使用できます。