海外製食洗機の接続方法の正解は?

これから家づくりをする方や、海外製食洗機の導入を検討している方に向けて、食洗機の給水接続について考えてみました。

水で良いのか?お湯の方が良いのか?国産と海外の食洗機の違いは?など、疑問に思った方は、少しは解決のヒントになるかと思います。

どちらでも問題なく動く

国産の食洗機は、給湯接続が多いようですが、海外製食洗機はどちらで接続すれば良いかご存知ですか?

結論から言うと、どちらでも動作は問題ないです。すでに取り付け済みの家は、気にする必要はありません。

しかし、これから取付される方に、どちらがオススメできるか、データを元にお伝えしていきます。

速さ重視の給湯接続

国産食洗機からの転用

我が家では、国産食洗機からDIYで設置しましたので、当然ながら給湯接続です。同じ条件で水とお湯の接続をテストしてみました。

幸いというか中古なので、センサーが壊れており、汚れによってモードを切り替えないので、純粋に電気代を比較できる状態です。

給湯接続は、洗浄スピードが早い

食洗機内で水温を上げる必要がないため、非常に早い洗い上がりです。

給湯接続は、ガス代が地味にバカにならない

HEMSデータを見ると、毎回0.1m3ずつガスを使用しています。 実際には四捨五入された数値ですが、金額にして10円〜20円です。

一家5人ともなると、毎日一回の食洗機では終わりませんから、月間約45回の使用とすると、ガス代が450円〜900円です。結構大きな出費になってしまいます。

省エネタイプのエコキュートならアリ?

もし、ガス給湯器ではなくて、エコキュートならば、すでに沸かしているお湯を使うので問題ないです。

ミーレの説明書にもあるとおり、省エネルギータイプの給湯器を接続すると、エネルギー節約になると書かれています。

太陽熱温水器のお湯や、エコキュートのタンクから使うお湯は、エネルギー効率は抜群です。

海外製食洗機の基本は給水接続

電気代はほとんど変わらない

海外では水が貴重な国も多く、節水機能が非常に進んでいます。

世界で販売される海外製食洗機は、水を使う量が極端に少ないので、水温の差は大して問題にならないようです。

同条件で比較しても、電気代には、ほぼ変化がありませんでした。

食器洗浄時間は30分間伸びる

食洗機の洗わなくても良いメリットに比べ、食洗機の時間が30分伸びるって問題にもなりません。ボタンをポチって押して、朝まで放置しましょう。

最終ジャッジはしっかりと説明書を確認

まとめ

海外製食洗機の設置説明書に従って、最適な取り付けをしてもらいましょう。

基本的には給水接続で、エコキュートや太陽熱温水器など省エネ設備を導入しているならば給湯接続でも可能です。

これからの家づくりや、海外製食洗機の導入を検討している方に参考になれば幸いです。