太陽熱温水器のデメリットを解説

 
太陽光発電ばかり注目されていますが、
我が家は太陽光+太陽熱で、
晴れの日は太陽の恩恵を
最大限受けるようになりました。
 
太陽熱温水器を設置して
1ヶ月経過しましたので、
デメリットについて検証していこうと思います。
 
エコキュートやオール電化への誘導、
アンチガス派の記事ではなく、
太陽熱温水器を設置して検証した
生の声ですので、参考になる方も
数名はいるのではないかなと思っています。
 

 デメリット① 設置費用が高い

 
我が家の場合は、古〜い
太陽熱温水器を5000円でGET。
 
解体して流用して、設置費が
ザックリと18万円でした。
 
新品で購入したら30〜40万円
となるのではないかと思います。
 
これからの夏場は費用対効果が
見えづらいですが、
今のところ月間2,500円、
年間30,000円はガス代が削減できそうです。
 
すると6年間で
設置コストの回収ができる計算です。
 
屋根置きではないので、
メンテナンス自分で行うため
メンテナンスコストはほぼ掛かりません。
 
壊れたら、分岐を切り替えるだけで
元どおりの流れとなるようにしています。
 
太陽光発電のように、10年間や20年間、
再生エネルギー発電促進賦課金
というドーピングで、
設置コストを回収するのではなく、
純粋にガス代の削減代金で
設置コストを回収できるという、
光熱費削減の破壊力はかなりあります。
 
設置コストを抑える方法は、
中古パネル・タンクの活用をし、
パネル・タンク間のホースは
80度までの耐熱ホースで十分
ミキシングバルブは安価なもの
購入する事で、10万円以内での
設置が見えてくるかと思います。
 

 デメリット② デザインがダサい

 
既存の太陽熱温水器は屋根置きです。
500m手前から見える、
屋根に堂々と乗っている温水器ですが、
集熱能力は高いですが、ダサいです。
 
太陽光パネルに比べると、明らかに違います。
これって結構大事ですよね。
新築の家で、パースに太陽熱温水器を屋根に
つけたらカッコつきません。
 
実際、50年前の給湯器なら屋根置きでないと
いけなかったかもしれませんが、
代の給湯器の能力からすると、
屋根置きでなくても、十分に機能を果たすことは
実証されました。
 
 
我が家では、屋根置きでも、地上置きでもなく、
2階バルコニー置きにすることで
家の外観デザインを全く変えない
という方法をとっています。
 
本来は2階のバルコニーでは、
ゆっくりとお茶を・・・
と思っていましたが、
暑さと寒さと虫たちのおかげで
年中窓は締めっぱなしでしたので、
生活には全く支障がありません。
 
新築時には、ダブル発電とかで
太陽光+太陽熱とかあると思いますが、
設置コストが破格にアップするので
オススメはしません。
 
オール電化だと、そもそも
太陽熱の活躍場がありませんので。
 

 デメリット③ 水圧が落ちる

直圧式のタンクを置く場合は、
タンクへの給水前に減圧逆止弁を
つける必要があります。
 
タンクを水圧から守ったり、
上水道の本管に逆流させないためです。
 
その結果、水圧が落ちて
シャワーが弱くなります。
 
今回のDIYで、
シャワーが弱くなりすぎた場合は、
元に戻せるように分岐水栓をつけていましたが、
実際に施工し終わった後は、
全く問題ありませんでした。
 
しかし、減圧逆止弁は種類が様々ありますので、
なるべくタンクの最大圧力に
近いものを選択した方が良いと思います。
 
設置を業者任せにして、
よく分からない、安い減圧弁をつけると
シャワーが弱くなりすぎてしまいます。
 
もし水圧が落ちてシャワーが弱くなると、
毎日のことなので
イライラするかもしれないからです。
 
私は、温水タンクの規格の最大値の
減圧逆止弁を選んだら、
マンションなどの戸別用の
「弁慶」という商品でした。
 
温水タンクのスペック表を見て、
減圧弁の仕様から0.25Mpaを調べましたが、
なかなか0.25Mpaの商品は売っていません。
 
最終的にはモノタロウで、
購入後にメールで減圧の圧力を指定
したら購入できました。
 
明らかにオーバースペックですが、
取り付けました。
 
気になる給湯の数値は
シャワー 7.6リットル/分
カラン 10.0リットル/分
 
お風呂では、毎分12リットルと、
設置前とあまり変わらない結果となりました。
 

 デメリット④ 給湯待ち時間が長い

 
おそらく、これがいちばん体感するデメリット
でした。
 
温水タンクを経由してお湯を沸かす仕組みです。
タンクが熱湯になっていた場合、
ミックス弁で湯温を下げてから
お湯を出す仕組みのため、
20秒くらい水を混ぜながら、
ジリジリ湯温をあげてきます。
 
最終的に40度になるので
25秒〜30秒掛かります。

パネル1枚しか使っていないため、

タンクの湯温は高くても40〜45度。

そんなに水を混ぜなくても・・・

と思ってしまう数十秒です。

パネル2〜3枚を使って、

よく日の当たる屋根上に載せている場合は、

火傷しないためにも、

ミキシング弁って本当に必要です。

我が家の場合は、一番お金をかけた割に、

それほど機能していない気がします。

壊れた場合は、絶対に

安価なミキシング弁に変えます。

  結論

デメリットと言えるものを解説しましたが、

結論としては、やってよかったDIYです。

給湯器は、毎日使うものなので、

太陽の出る日は確実に効果を発揮します。

そして、耐久性が高いです。

ステンレスタンク以外は、

汎用的な部材ばかりなので、

太陽光システムと違って

メンテナンスが簡単です。

太陽熱温水器は、見た目の問題と、

歴史の問題でダブルパンチで人気ないです。

少しでも興味を持っていただければと思います。