アプローチDIYにかかった費用

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DIY外構の最後の仕上げ「ウッドデッキ」で道作り費用

ウッドデッキ材は高額ですが、30年耐久を謳うテオリアウッドを選びました。通常の外注で依頼すると、どれだけ費用がかかるかわからないくらいの上質な素材だと思っています。テオリアウッドでは、DIYを推奨しており、とてもウッドデッキを敷くのがラクでした。

費用は総額11万円

内訳

  1. テオリアウッド ウッドデッキ材4.5m2 9万円
  2. 砂・路盤材 1万円
  3. 残土処分費 7千円
  4. コンクリ破砕ハンマー 3千円

ビフォーのアプローチ

もともと、アプローチ部分のみDIYの予定でしたので、全部細かい砕石でした。手前は雑草のような外来種の植物で年々テリトリーを増やしています。奥側の自転車置場までのルートをウッドデッキを敷き詰め、道をつくることにしました。

アフターのアプローチ

ウッドデッキタイルの道づくり

まずは、いつもの穴掘りから

外構DIYにはつきものの穴掘りです。地盤を固めるまえにしっかりと表面の土を取り除き、地盤材を敷き詰めて、砂を敷き詰めて、それからウッドデッキ材を敷き詰める3段構えです。

そこで、いつも困るのが残土処分です。前回の教訓から、最初から残土処分コンテナを呼びました。終わったら、重量を計測して請求してくれますので、外構DIY中は、気兼ねなく穴掘りができます。これがないと、ひたすら、土のうに詰めたり、土の山を作ったりして残土の置き場に迷走します。

コンクリの破砕が大変

すでに外構には結構手を入れていて、ウッドデッキを敷きたい部分の一部にコンクリの土台があり、一部破壊しないといけませんでした。そこで役に立ったのが、コンクリ破砕ハンマーの「破壊王」。かなり強力で、ガシガシ叩いて、コンクリを壊しました。あまりやり過ぎると柱の強度が不足するので、注意しながら作業を進めました。あまりにも広範囲の場合は、レンタルで振動ドリルなどを借りた方が良いかもしれません。

地盤材と砂で、土台の地盤をつくる

前回は、1日レンタルの転圧機を借りましたが、今回は日曜日でしたので、借りる場所がありませんでした。残念ながら、木の板の角を使って地盤を軽く固めながら砂を敷き、ウッドデッキタイルの土台としました。そして、ウッドデッキの仮組みをします。

若干の傾斜をつけないと、水が溜まってしまいますので、右側と手前側に傾斜をつけながらザックリとウッドデッキ分を除いて平らにしていきます。路盤材や砂がとにかく重い。ホームセンターからの帰りは、車の積載量めいいっぱい載せてきました。

ウッドデッキ材をひたすら並べる

毎回、広い外構DIYは地道な作業が多いです。一旦やりはじめると、コツコツコツコツ、終わるまで続けるしかありません。途中で辞めれないので、一日で完結させてしまいます。

ウッドデッキタイルのサイドの仕上げ

ウッドデッキのサイドは、花壇スペースとイエローストーンで埋めます。

最初はピンクストーンを購入して敷いてみましたが、色合いが合わなかったらしく、すべて子供とピンクストーンを回収し、再度イエローストーンを購入して敷き直すという徹底ぶり。家の失敗で何年も引きずる事があると思いますが、数百円の石で妥協して数年間引きずるくらいなら、やり直したほうがよっぽど良いです。これが、外構DIYの良いところです。

多少のミスは、外構費用を抑えられている分、どれだけ素材にお金をかけても問題ありません。納得がいくまで時間とお金をかけることができます。

アプローチの完成

これでアプローチがようやく完成しました。新築の引き渡しから5年もかかってようやく終了です。

毎週、花屋さんに行くのが趣味になってきたらしく、アプローチが花で溢れてきました。手入れは大変そうですが、妻はとても楽しそうに花の世話をしています。

理想とするガーデンづくりのために

外構DIYの費用の捻出について

我が家は外構を一部のみ外構業者に依頼し、アプローチは自分たちで納得いくようにDIYすると決めて依頼せず、作業を残しました。結果的に5年かかりましたが、新居に住みながらイメージを膨らませ、デザインを考え、素材を選び、少しずつDIYを進めてきました。

費用は住宅ローンで借りた分で、外構分は口座にそのまま残しておきましたので、素材をケチることなく外構DIYをすすめることができました。自分のおこづかいからDIYをしようとすると、10万円のような大金は出すのを躊躇してしまいますが、住宅ローンで使用する分を残しておけば、夫婦の意見さえ一致すれば、問題なく購入することができます。

外構DIYを行う場合、参考にしていただけると幸いです。

アプローチに使用した素材ついて

参考になるかは、わかりませんが、我が家で使った素材をまとめておきます。路盤材や砂などは不足したらすぐに書いたせるように近くのホームセンターで買いましたが、他の素材はネットで購入しました。主に楽天を使いましたが、重い素材を家の前まで届けてくれるのは本当にうれしいです。

テオリアウッド MUKUタイル4.5m2

30年耐久のウッドデッキ材です。普通の素材にしてしまうと、数年でボロボロになりますので、土に埋め込むだけあってしっかりと素材は吟味しました。

アンティークレンガ 4平米

ホワイトセメント(目地材)

七葉