HEMSの王様「PanasonicスマートHEMS」へ
HEMSの導入は高すぎる
新築時は、あえて分電盤をPanasonicスマートコスモのレディ型にしました。
分電盤をパナソニックの最上位のスマートコスモ通信型にすると、機器費用が上がるのに加え、設置工事までもあがってしまうからです。
- 分電盤本体(通信機能内蔵)
- アイセグ通信機器
- アイセグ表示器
これだけの機器とセットアップをすると、差額数万円では済まないことが簡単に予想できたからです。標準の分電盤って本当に安いんです。
スマートHEMSの3種類の導入の仕方
最上位スマートHEMS通信型で全部お任せ♪
予算がある方は迷いなく選んでください。昨今の電気代高騰で、回路ずつの電気使用量を計測できるのは非常にメリットがあります。
スマートコスモレディ型で将来HEMSにしたいと妄想
我が家はこのパターン。住宅建築予算に収まるように、とりあえずレディ型の分電盤をつけてもらいました。
設置自体は通常の分電盤と全く同じです。ですので、分電盤価格が少し上がるのと、設置費用も少し上がる程度で済みます。初期の費用は最小限で済むはずです。
通常の分電盤と違うことは、回路の一つ一つに電力を計測するCTセンサーが内蔵されています。今後スマートHEMSの計測キットを取り付けすれば、すぐに電力計測の能力を発動してくれる仕組みになっています。
新型は分電盤のレディ型と電源をケーブル接続できるので、電気工事士の資格なく作業可能です。
我が家は旧型で、電源をケーブルで直接接続する必要があるので、多少の危険が伴いました。もちろん電気工事士の免許が必要になりますので注意ください。
一般的な分電盤にHEMS機能を追加する
計測ユニットを取り付けることで、HEMS分電盤と同等の機能を手に入れることができます。計測ユニット+アイセグ2が最低限必要な部材です。計測ユニットは個数が限られているので、ケーブルを追加し計測するブレーカー数を増やしましょう。20個あれば十分です。
電気もガスも計測したい。
ZEH住宅などでは、HEMSを最初から導入しているお宅が多いですが、HEMSシステム単体で導入しても、光熱費では相殺できません。
ですので、HEMSシステムの後付け情報は非常に少ないです。
ですが、きちんとカタログを読み込めば十分後付けHEMSは設置可能ですので安心してください。
パナソニックを選ぶ理由
パナソニックを選んだ理由は、
・HEMSの計測システムを取り付けるスペース・電源がすでに用意されている。
・ブレーカ一つごとに全て計測できるように内蔵済み
という点。通常分電盤より高く、設置費用も多めに取られましたが、
これに関しては、比較しようがないため満足しています。
パナソニックのHEMSを選んだのは、
・ 月額費用がかからない
・ モニタが不要(家にある使っていないiPadで良い)
・ 改造が簡単そうだった
月額費用が有料のHEMSもあるようです。月額500円でも取られたら光熱費で取り返すことは無理ですので、自分の家やクラウド上で完結するタイプのHEMSが絶対条件です。月額費用のかかるサーバー型はやめたほうが良いでしょう。長続きできません。
グレードアップに関しては簡単ワンタッチ
すでに取付位置と電源も用意されているので、取り付け自体はほんの数分で終わります。パナソニック以外の分電盤に取り付けるタイプでも、取り付け位置さえ決めてしまえば、同じように簡単に設置できます。CTケーブルの取り付けは、計測したい配線CTセンサーを通すだけなので、誰でもできます。
アイセグとのセッティングは難易度高い
これは、電気屋さんがやろうが一緒だと思いますが、説明書を見ながらじっくりやりましょう。ボタンが少ないので操作が複雑です。初回のセットアップさえしっかりとやってしまえば、あとはデータを自動で収集してくれますので、本当に毎月楽しみです。
ガスと水道は有線式
パルス式ガスメーターって有線式みたいです。電気メーターのように無線式かと思っていました。
ガスメーターから分電盤までの経路が遠く、床下を通しての配線を行わなければなりませんでした。
新築時の写真を見返して、1箇所の床下穴あけで接続できそうです。