新築でも「寒い」と感じたら、足元の「巾木」を疑って!築6年の我が家、まさかの隙間風を発見🥶
意を決して巾木を剥がし、コーキングで徹底的に隙間を埋めるDIY「気密リカバリー」を決行しました🛠️
その衝撃のビフォーアフターと、誰でもできる具体的な手順を実体験でお届けします。冷え性で悩んでいる方、必見です!👀
冬の朝、リビングの床が冷たくて憂鬱…なんてことありませんか?
「せっかく高いお金を出して家を建てたのに、なんでこんなに足元が寒いの?」
もしそう感じているなら、もしかしたら我が家と同じ原因が潜んでいるかもしれません。特に、末端冷え性で冬がつらいと感じている奥様、その冷えの原因は、意外な「隙間」から忍び寄ってきている可能性大なんです。
今は「高気密高断熱」が当たり前の時代。住宅メーカーのパンフレットにも魅力的な言葉が並んでいますよね。でも、実際に住んでみると「あれ?期待したほど暖かくない…」という声、実は少なくありません。
その大きな原因の一つが、家のあちこちにある見えない「隙間」。特に盲点なのが、壁と床の境目に取り付けられている「巾木(はばき)」の裏側なんです。ここが空気の通り道になってしまい、冷たい外気が入り込んでくることがあります。
今回は、築6年目にしてその衝撃の事実に気づき、DIYで気密性能を取り戻す「気密リカバリー」に挑戦した我が家の記録を、ストーリー形式でお伝えしていきますね。専門的な知識がなくても大丈夫。ぜひ最後までお付き合いください😊
衝撃の発見!「新築だから大丈夫」はただの思い込みだった?🥶
築6年を迎えた我が家。「最新の省エネ基準をクリアした家だから暖かいはず!」と信じて疑いませんでした。確かに、以前住んでいた古いアパートに比べれば格段に快適です。でも、冬になるとどうしても気になることがありました。
それが、「足元の冷え」です。
特に冷え性の妻は、冬場は厚手の靴下が手放せず、常に足元用のヒーターの前を陣取っている状態。「やっぱり床暖房入れるべきだったかなぁ…」なんて会話もちらほら出ていました。
そんなある冬の日のこと。ふとリビングの壁際、床と壁の境目あたりに手をかざしてみたんです。すると…
「…ん?なんか冷たい風が来てない?」
気のせいかと思い、ティッシュペーパーを細く割いて近づけてみると、なんとティッシュがゆらゆらと揺れるではありませんか!😱
まさか、この壁と床の隙間から、冷たい外気がスースーと入り込んでいたなんて…。
犯人は「巾木(はばき)」と呼ばれる部材の隙間でした。巾木とは、壁の最下部、床と接する部分に取り付けられている細長い板のことです。掃除機が壁にぶつかるのを防いだり、壁と床の隙間を隠したりする役割があります。
「新築なのに隙間なんて空くの?」と思いますよね。実は、木造住宅では、建てた後に木材が乾燥してわずかに縮むことで、数年かけて徐々に隙間ができてしまうことがあるそうなんです。我が家もまさにそのパターンでした。
この小さな隙間が、部屋中の暖かい空気を逃がし、代わりに冷たい床下の空気(ひどい場合は外気そのもの!)を引き込んでいたのです。これじゃあ、いくら暖房をつけても足元が温まらないわけです。この事実に気づいた瞬間、「このままじゃ冬を越せない!」と、私のDIY魂に火がつきました🔥
サーモグラフィーで可視化
サーモグラフィーで見ると、一発で冷気が巾木の下から漏れてきていることが見えます。

ペンチが入る隙間もあった…

床下との数ミリの隙間が隙間風になる
外周側を全体的に剥がしましたが、隙間があればあるほど、冷気が入ってきていました。たとえ、外壁面の気密層の隙間がなくとも、断熱材裏の冷たい空気が室内に回ってしまうのは問題です。ここは石膏ボード下の気密をあげ、空気漏れをゼロにしたいところです。

風速は0.87m/s

換気扇の換気量にも左右されますが、我が家の通常状態でもこれだけの隙間風が入ってきていました。ちなみに窓の隙間は0.09m/sなので、引き違いの10倍は隙間風が強いことがわかります。ここを塞がないで、これだけの幅なので、断熱材を突っ込んでから気密処理しました。

意を決して「巾木剥がし」!DIY気密リカバリーの幕開け🛠️
「もう我慢できない!この隙間を埋めてやる!」
そう決意した私は、すぐさま行動を開始しました。プロの業者さんに頼んで「気密測定」をして補修してもらうのが一番確実ですが、費用も手間もかかります。まずは自分でできる範囲でやってみよう、というのが今回のDIYの趣旨です。
ターゲットは、最も隙間風を感じたリビングの一角の巾木。長さにして約1メートルほどです。
用意した道具は以下の通り。ホームセンターで手軽に揃うものばかりです。
- カッターナイフ: 巾木と壁紙の境目のコーキングを切るために使います。
- バール(小さめのもの): 巾木を壁から引き剥がすための重要アイテム。壁を傷つけないよう、先端が平たいものがおすすめです。
- 当て木(端材など): バールを使う際、壁の石膏ボードをテコの原理で凹ませないよう、支点に挟みます。これ重要!
- マスキングテープ: 巾木を剥がす際の位置決めや、後のコーキング作業で使います。
- 掃除機: 剥がした後の埃を吸い取るため。必須です。
さあ、いよいよ巾木剥がしです。まずは、巾木の上端と壁紙の間にカッターの刃を慎重に入れ、接着されているコーキングを縁切りします。これをやらないと、巾木と一緒に壁紙までビリビリと破れてしまうので要注意です⚠️
次に、バールを巾木と壁の隙間に差し込みます。この時、必ずバールの下に当て木を挟んで、壁の石膏ボードを守りましょう。ゆっくりと、少しずつ力を加えてテコの原理で浮かせていきます。
「バキッ!メリメリ…」
少し抵抗がありましたが、巾木は「フィニッシュネイル」という頭の小さい細い釘と接着剤で留まっているだけなので、意外とあっさり外れてくれました。
そして、巾木を完全に剥がしたその下には、衝撃の光景が広がっていたのです…。

よく見ると、床下と隙間が大きくて、手をかざすだけで隙間風が結構入ってきていました。

床のフローリング材と壁の石膏ボードの間に、数ミリ〜ひどいところでは1センチ近い隙間がガッツリ空いているではありませんか!😱
これです。ここが冷気の侵入口だったのです。壁の中の空洞が見えてしまっている状態。これでは外とつながっているも同然ですよね。改めて、見えないところの施工精度の重要さを痛感しました。
今回の内容を、Xでポストしたところ、巾木を剥がすグッズをプロの方に教えてもらいました。マイティバールは安いですし、小さくて使いやすく、保管も楽で非常に重宝しています。ぜひ、ネットで探してみてください。
巾木の剥がし方のコツ
後から、傷ついた部分はコーキングでキレイに上から処理して隠せるので、マイティバールで思い切って強引に剥がしてしまいましょう。
ポイントは、隠し釘と隠し釘の間の接着が弱い部分を狙うことです。

もしバールが入らない場合は、カッターで少し巾木とクロスの間に切れ目を入れ、バールが食い込みやすくします。最初の食い込みから奥に入れるまでが大変なので、マイナスドライバーなど手持ちの薄い工具を使い、奥までバールを差し込みましょう。
残りはテコの原理で、少しずつ丁寧に巾木を剥がしていくだけです。

隙間を徹底封印!コーキングで断熱性能を取り戻す✨
剥がした巾木の裏側、「隙間」が空いており、場所によっては埃と木屑がありました。まずは掃除機でこの隙間の埃を徹底的に吸い出します。ここをきれいにしておかないと、後で充填するコーキング剤がうまく密着しません。
さあ、ここからが今回のメインイベント、隙間の封印作業です!
使うのは「コーキング剤(シーリング材)」と呼ばれる、隙間を埋めるための充填剤です。お風呂場のタイルの目地なんかにも使われている、あのムニュッとしたやつですね。今回は、壁紙や木材とも相性が良く、後から塗装もできる「変成シリコン系」のコーキング剤を選びました。色は目立たないホワイト系で。
大きな隙間には、家に余っていたスタイロフォームを切り刻んで詰め込み、気密テープでガッチリと封印しました。一回で処理できるコーキングの方が楽でしたね。
作業手順はこんな感じです。
- マスキングテープで養生: 隙間の上下(壁側と床側)に、コーキングが余計なところにつかないようマスキングテープを貼ります。これが仕上がりの美しさを左右するので、面倒くがらずに丁寧に!
- コーキング充填: コーキングガンにカートリッジをセットし、ノズルの先を隙間に合わせて斜めにカット。隙間の奥まで届くように、ゆっくりと確実にコーキング剤を注入していきます。「冷気よ、これでもう入ってこれまい!」と念を込めながら注入します😤
- ヘラでならす: 充填したコーキングを専用のヘラ(指でも代用できますが、ヘラの方がきれい)で均一にならして、隙間に密着させます。余分なコーキングはここで取り除きます。
- マスキングテープを剥がす: コーキングが乾ききらないうちに、慎重にマスキングテープを剥がします。この瞬間が一番気持ちいい!✨
これで、床と壁の間の忌まわしい隙間は完全に物理封鎖されました!
気密部材で隙間を塞ぐ
コーキングか気密テープで処理します。どちらでも問題ないですが私は使い分けました。厚みがあるところには断熱材を詰め込んでから気密テープ処理。隙間がほとんどない場合はコーキングで場所によって変えました。

乾いたら透明になる室内用のシーリング材もありますので、こちらも小さな隙間には有効です。

元通りにするためのかんたん修復作業
巾木の再利用
強力なボンドが使われているので、どうしても石膏ボードが巾木側についてきます。スクレーパーで削り落として巾木を再利用できるように平らにしておきます。

巾木用のボンドで貼り付ける
ホームセンターで売っていたアイカのボンドを使用しました。

隠し釘で接着剤が乾くまで固定
最初の状態より多めに隠し釘が必要かもしれません。強引に巾木を剥がすので、歪みなどが発生し、間隔をあけた隠し釘固定だと隙間が開いてしまう場合があります。隠し釘は追ってしまえば、ほとんど見えなくなりますので、多めに購入しておきましょう。

バールを差し込んだ部分は、見た目が悪いですが、後ほど補修するので全く問題ありません。

仕上げのコーキング処理
巾木とクロスの間にコーキングをします。慣れていないので全然うまくいかないのですが、巾木は遠目で見るだけなので、大した問題になりません。気にせず、適当にコーキングしておけばオッケーです。きになる方はうまくいくまで何度もチャレンジすればオッケーです。

バールを差し込んだ傷が、全く目立たなくなりました。

隠し釘をポキっと折ってリカバリー終了
ここがクライマックスで、非常に楽しいです。ポキっと釘の頭を折る瞬間の手応えが快感になります。
コーキングが乾くのを待って(季節によりますが数時間〜半日程度)、剥がしておいた巾木を元に戻します。裏に残っていた古い接着剤や釘をきれいに処理し、新しい強力両面テープと隠し釘を使って元の位置に固定し直しました。
最後に、巾木と壁紙の境目を、壁紙用の「ジョイントコーク」という目立たないコーキング材で埋めて仕上げたら、作業完了です!👏 所要時間、約3時間の奮闘でした。
費用は6000円
そもそも巾木を完全再利用するので、剥がすのと接着するだけの費用となります。
- マイティバール・スクレーパー 1,500円
- コーキング 2,000円
- 隠し釘 2,500円
合計約6,000円でした。バールが安すぎて、振り返ってみてもビックリです。
注意事項
分かりにくいところから始めること
通常、効果性が高いところから始めるのが鉄則ですが、巾木の場合は目立ったり、巾木のリカバリーが失敗する可能性がありますので、目立たないところから始めてください。
我が家は、玄関の靴箱の隣が剥がれて、非常に目立たないところからスタートしました。しかし、二枚目にして、壁紙までビリっと破けてしまいましたが、幸い目立ちにくい場所にあるので、全く問題ありませんでした。

この鉄則を守らないと、奥様に怒鳴られ夫婦喧嘩になったりしますので、気をつけましょう。我が家は勝手に巾木を取って3日くらいしたところで妻に気づかれてビックリしていました。夫婦円満です。
ビフォーアフター!体感温度はどう変わった?今後の課題も🤔
さあ、気になる結果発表です。ドキドキしながら、再び作業した壁際に手をかざしてみました。
「……!!」
あの不快なスースー感が、完全に消えている!!✨
ティッシュペーパーを近づけても、ピクリとも動きません。大成功です!🎉
今回のDIYを通じて痛感したのは、「断熱材が入っている=暖かい家」ではない、ということです。いくら良い断熱材を使っていても、そこに「隙間(気密性の欠如)」があれば、その性能は半減してしまいます。
「なんか家が寒いな…」と感じている皆さん。もしかしたら、あなたの家の足元にも、小さな「隙間オバケ」が潜んでいるかもしれませんよ👻
巾木を全部剥がすのはハードルが高いかもしれませんが、まずは換気扇を最大風圧にして外壁周りの巾木をチェックしてみるだけでも、家の現状を知る第一歩になるはずです。ぜひ一度、試してみてくださいね!
他の記事もぜひ読んでみてください 😊👇 https://3bros-storm.com/diy/1361/
今回使ったツール
なんどもホームセンターに通うのも良いですが、ネット通販で揃えると確実に安く無駄なく揃います。今回使ったグッズをまとめましたので、ぜひ購入して見てください。マイティバールで無くても、小型のバールラインナップはたくさんありましたが、使い勝手は良かったです。
人生変わるマイティバール
全ての巾木を剥がしてもびくともしない耐久性と、大きさがジャストフィットで良かったです。
スクレーパー
巾木裏を綺麗に削ぎ落とすのには、スクレーパーが大活躍しました。
巾木用ボンド
強力な接着力です。一本あれば十分です。
コーキング剤(乾くと透明)
床材と石膏ボードの隙間を埋めるために使用しました。乾くと透明なので目立ちません。家のいろいろなところに使えます。
コーキング剤(乾いてもホワイト)
巾木だけでなく、家の様々なコーキングに使えますので、一家に一本は持っておきましょう。
快感になる隠し釘
サイズは22mmで十分でした。
コンビネーションハンマー
家にあるもので良いですが、ない場合は片方がプラの小型のハンマーがオススメです。





