家づくりの最終盤、予算オーバーに頭を抱えていませんか? 我が家は「外構」をあえて未完成のまま引き渡してもらい、5年かけてDIYでアプローチを完成させました🏠。大量の残土問題、2トンを超えるレンガ発注、腰を破壊する手練りコンクリ……過酷な実体験から学んだ「建築費用抑制」のコツと、プロ顔負けの「レンガ道DIY」の手順・総費用を全公開します!💸🔨
家づくりの打ち合わせが進むにつれ、どんどん膨らむ見積書……。「もうこれ以上削るところがない!」と絶望しているあなた、最後の大物「外構(お庭)」をまるごと業者に丸投げしようとしていませんか?🤔
実は、外構工事はハウスメーカーを通すと中間マージンが上乗せされ、こだわればこだわるほど100万円単位で費用が跳ね上がります。我が家もご多分に漏れず予算オーバー。そこで下した決断が、「外構を一部未完成で引き渡し、自分たちでDIYする」という道でした。
「素人にレンガ道なんて作れるの?」「結局、安く済むの?」 そんな不安に寄り添うべく、新築3年目からスタートして5年がかりで理想のアプローチを手に入れた、3人兄弟パパの奮闘記をお届けします。重労働のリアルな痛みから、約22万円で「映える」アプローチを作る具体的なノウハウまで、ストーリー仕立てでじっくり解説していきますね😊✨
アンティークレンガ道DIY
第1章:残土という名の「魔物」と、DIYを決意した日のこと。💸🧱
新築時の金銭感覚って、不思議と麻痺してしまうものですよね。数万円の追加が「まあいっか」と感じてしまう、あの恐怖。でも、我が家が冷静さを取り戻したとき、銀行口座には外構用の「50万円」がそのまま眠っていました。外構業者への見積もりに躊躇を感じた私たちは、コロナ禍の自粛期間をきっかけに、ついに自分たちの手でお庭を作る決意をしたのです。ターゲットは、家の顔である「アプローチ」。
作業を始めて最初にぶち当たった壁は、レンガを敷く前の「穴掘り」でした。これが想像を絶する重労働なんです。「ちょっと掘ってレンガを置くだけ」なんて甘い考えは、最初の一掘りで打ち砕かれました。地盤の高さを計算しながら掘り進めると、出るわ出るわ、大量の「残土」!

計算してみると、その量は約1.2㎥。最初は土のう袋を買ってきて詰め込んでいましたが、家の周りがあっという間に土のうだらけに……。

わずか一角を掘っただけで土のう袋は山積み。庭が土のうだらけになり、途方に暮れました。そこで導入したのが、残土処分のコンテナレンタルです。1万円ほどで運搬・処分をお願いできるこのサービスのおかげで、気兼ねなく掘り進めることができました。1.6トン以上の土を処分して、ようやく道づくりのスタートラインに立てたのです。

次に必要なのは、主役となるレンガです。アンティークな風合いにこだわり、楽天でパレット4段分・総重量2トン超のレンガをポチりました。コツは、配送料を含めた総額をしっかり確認すること。営業所留めにすれば運賃は安くなりますが、自家用車で何往復もするハメになります。我が家は安さを優先して往復しまくり、結果として腰へのダメージが甚大に……(笑)😂。自宅配送はかなり条件が細かく決められているので、必ず事前にチェックしてください。
少量から「個人宅配送OK」のお手軽タイプと、本格DIY向けの「パレット売り(営業所留め)」、それぞれ用途で選んでください。
自宅まで直送で届くお手軽タイプだけど、ちょっと高め。第2章:腰痛との戦い!「地盤固め」と「生コン」の基礎構築。🛠️💪
レンガを並べる前に、最も重要なのが「地盤」です。ここをケチると、数年後にレンガが沈んだりボコボコになったりして、すべてが台無しになります。我が家では「10年後も沈まない道」を目指し、地盤をコンクリートで固めるという、DIYにしてはかなり本気の決断をしました。
完成予定イメージ

まず、建機レンタル屋さんで「プレート(転圧機)」を借りてきました。重量30kgの代物ですが、これで路盤材(砕石)を叩き固める作業は、まさに「形から入るDIY」。レンタル代はガソリン代込みで2,200円ほどと、驚くほど格安。この一手間が、完成後の耐久性を大きく左右します。

地盤が固まったら、いよいよ生コンクリートの打設です。「生コン車を呼ぶのは大げさかな?」と思い、25kgの袋を8袋購入して「手練り」に挑みました。水を加えると総重量は300kg! これをひたすらクワで練り続ける作業は、もはや修行の域です。

終わってみての感想ですが、手練りは腰へのダメージが計り知れません😂。上にレンガを置くので、コンクリ表面が多少デコボコでも後で修正がききます。もし広い範囲をやるなら、勇気を出して生コン屋さんに電話してみることを強くおすすめします。とはいえ、少しずつ自分のペースで進められるのがDIYの良さ。腰痛対策グッズを着込み、妻と二人三脚で基礎を完成させたときの達成感は、何ものにも代えがたいものでした。
そして、ここで命綱となるのがサポートジャケット。重いものを持つたびに腰の負担を肩・背中・脚へ分散してくれる神アイテムで、これを着けてから手練りや残土運搬の疲労が劇的に減りました。腰痛持ちのDIYerは、迷わず買っておくべき1着です。
第3章:デザインの命!「バサモル」と「白目地」で仕上げる魔法。✨🎂
基礎が乾いたら、いよいよレンガを並べる楽しい工程……の前に! 届いたアンティークレンガを丸1日かけて洗浄しました。汚れを落として乾かすことで、モルタルの密着度を高めるためです。地味な作業ですが、長く美しい状態を保つための秘訣です。

ここで登場するのが、DIY外構の強い味方「バサモル」です。バサモルとは、水の量を極端に少なくしてパサパサ状態にしたモルタルのこと。これを敷いた上にレンガを置き、水平器で並行を確認しながらゴムハンマーで叩いて固定していきます。水気が少ないので位置調整がしやすく、初心者でも失敗しにくいのが特徴。

バサモル用のモルタルは、水を加えるだけで使えるドライミックスタイプが圧倒的にラク。配合の手間がないぶん、レンガを並べる楽しい工程に集中できます。
デザインの監修は妻が担当。色や形がバラバラなアンティークレンガをあえて不規則に並べることで、プロには出せない「味」が生まれます。一つずつ丁寧に固定し、目地の8割まで通常のバサモルを詰め込んで土台を完成させました。

そして、レンガ道を劇的にオシャレに変身させる最後の魔法が「ホワイトモルタル(白目地)」です。通常のグレーの目地でも十分ですが、白にするだけで一気に明るく、北欧や南欧風のホテルライクな仕上がりになります。
ホワイトモルタルをケーキのデコレーションのように「絞り袋」に入れて溝に注入し、乾く前にスポンジで平らに均していきます。


レンガに白がついても、濡れたスポンジで拭けば大丈夫。この「白目地仕上げ」が終わった瞬間、殺風景だった庭がパッと輝き、近所の人からも「これ自分でやったの!?」と驚かれる自慢の道が完成しました。

レンガの断面図
こんな感じになります。全てホワイトモルタルで仕上げられれば理想ですが、あっという間に予算オーバーするでしょう。ホワイトモルタル層をもう少し薄く施工できれば、コスト削減になりました。
① コンクリ約2cm
② バサモルタル
③ レンガ
④ モルタル目地
⑤ ホワイトモルタル目地


ウッドタイルデッキDIY
レンガ道が完成した後、アプローチの最終仕上げとして「ウッドデッキタイル」を使った道作りにも着手しました。こちらは30年耐久を誇る高耐久素材「テオリアウッド」をセレクト。土に埋め込む道だからこそ、腐らない素材選びにはとことんこだわりました。
地道な「下地作り」で地盤を整える🛠️🌱
家の周りやサイクルポート周りにはコンクリがかなり埋まっており、地盤を整えるためにコンクリート破砕用のハンマー「破壊王」を振り回して下地を整えました。


電動工具を出すまでもないコンクリ片には、このアナログな破壊ハンマー1本で十分。重さで叩くタイプなので疲れますが、騒音も少なく住宅街でも気兼ねなく使えます。
レンガ道と違い、ウッドデッキ下の地盤は砂と地盤材で緩めに固めました。車が通るわけではないので、これで十分です。

ウッドデッキ材をひたすら並べる
毎回、広い外構DIYは地道な作業の連続です。一旦やり始めると、コツコツコツコツ、終わるまで続けるしかありません。途中でやめられないので、なるべく一日で完結させてしまうのがコツ。


ウッドデッキタイルのサイドの仕上げ
ウッドデッキのサイドは、花壇スペースとイエローストーンで埋めます。
最初はピンクストーンを購入して敷いてみましたが、色合いが合わなかったらしく、すべて子供と回収。再度イエローストーンを購入して敷き直すという徹底ぶりです。家の失敗で何年も引きずる事があると思いますが、数百円の石で妥協して数年間引きずるくらいなら、やり直したほうがよっぽど良い。これが、外構DIYの良いところです。
多少のミスは、外構費用を抑えられている分、どれだけ素材にお金をかけても問題ありません。納得がいくまで時間とお金をかけられるのが、施主DIYならではの特権です。


アプローチ全体の完成
これでレンガ道を含め、すべてのアプローチがようやく完成しました。新築の引き渡しから5年もかかってようやく終了です。
毎週、花屋さんに行くのが趣味になってきたらしく、アプローチが花で溢れてきました。手入れは大変そうですが、妻はとても楽しそうに花の世話をしています。

5年目の完成。かかった費用と「理想の庭」の価値。💰🌸
新築の引き渡しから5年。ようやく我が家のアプローチは「完成」を迎えました。気になる総費用をまとめてみましょう。
- アンティークレンガ(約4平米分):約5万円
- 基礎材(コンクリ・モルタル・砂・プレートレンタル):約3万円
- 白目地用モルタル:約1万円
- 残土処分代:約2万円
- ウッドデッキタイル(約4.5平米分):約9万円
- その他(土・植物・破砕ハンマーなど):約2万円
総額:約22万円
住宅ローンの中から外構分として残しておいた予算を使えば、素材にこだわっても家計を圧迫せずに進めることができました。もしこれをすべてプロに外注していたら、おそらく倍以上の費用がかかっていたはずです。
もちろん、DIYにはメンテナンスがつきものです。白目地には緑ゴケが生えやすく、毎年梅雨の時期にはコケ防止剤を撒く手間がかかります。全面コンクリートにしてしまえばメンテナンスフリーですが、四季折々の花が咲き、自分たちで苦労して並べたレンガ道を通る時の喜びは、何物にも代えられません。
今、妻は毎日楽しそうに花の手入れをしています。新居に住みながら「次はあそこをどうしようか」と家族で語り合い、少しずつ理想をカタチにしていくプロセスこそ、DIY外構の本当の価値なのかもしれません😊✨
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