DIYで給湯から給水に配管変更

目的はガス代削減

我が家はガス併用住宅のため、食洗機を使う際に給湯で繋いでいるために、毎回少しずつガスを使用していました。

2017年の建築当時は、光熱費が安かったのと売電が1kWh31円だったため、なるべくガスを使用して電気代を削減しつつ、太陽光発電の売電を増やすという考えでした。

しかし、現在は光熱費が高騰しています。ガスを使うより太陽光発電で発電した電気を使用したほうが、お得になってきました。

そこで、DIYで給湯配管から給水配管につなぎ直し、食洗機本体の電力だけで水からお湯へ温度を上げていく方法をとることにしました。

前回の記事はこちら

削減できるガス使用量は一回0.1㎥

毎回0.1㎥と少ないと思うかもしれませんが、ガス代は単価が高いので、年間500回食洗機を使用すると、10,000円のガス代になります。結構大きいですよね。そこで、このガス料金を節約し電気代に転換させることにしました。

また、今後は蓄電池を使い、太陽光発電でつくった電気を夜間でも使えるようにするようにテスラパワーウォールを契約してあります。早めに電気代に置き換えることにしました。

つなぎ直しは複雑なヘッダー方式

配管の接続をつなぎ直すにあたり、色々考えましたが、問題点が多く難航しました。

  • 給湯本体が浴室下の基礎断熱エリアにあり、完全に隙間を埋めてしまっています。
  • また、太陽熱温水器から水(お湯)を引っ張りたいので、外部から床下内に、架橋ポリ管を通す必要がありました。

使用したグッズ

架橋ポリ管13A 5m

太陽熱温水器から床下へ配管を引っ張るために使用しました。外部から床下に通すことが難しかったです。

大変すぎて、ちょっと画像は少なめです。

13A 継手とキャップ

床下で既存の給湯配管をカットしたあとに、当分の間は使用しないので、これでがっちりと蓋をしてしまいます。

ヘッダー本体でカットすると、キャップを締め込む時にたくさん水漏れしますので、予めキャップを付けた架橋ポリ管用継手を、カットしてすぐにハメ込んで完成させました。

13A-13A 継手

既存の食洗機用の配管を床下で途中でカットし、太陽熱温水器からの配管とつなぎ合わせるために使用しました。

食洗機の付近の配管をいじると、食洗機を外さないといけないので、床下で作業を完結しました。青とピンクの配管でつなぎましたが、太陽熱温水器からの水なので、晴れた日はお湯になっています。

慣れてきた配管工事

今回は、シールテープなど失敗すると配管から水漏れしてしまいますので、一発で決めたいと思っていました。

何度も配管のシールテープ巻きや接続を繰り返したので、無事水漏れなく一発で完成しました。

ちょうど作業中に子供が学校から帰ってきてしまい、水漏れ調査は子供も床下に入ってチェックしました。漏れもなく、無事完成です。

海外製食洗機の導入は水が基本

我が家は安い中古ミーレを導入したので、このような形になりましたが、新築時に導入する場合は、最初から給水接続がオススメです。